NaNairo💛のnurse敦子です😊
昨日、厚生労働省が2023年の人口動態統計を公表していました。
すでにnewsでご存知という方もいらっしゃるかと思いますが、記事の内容は・・・
一人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率が1.20で、
2022年の1.26を下回り、過去最低を更新。
東京は0.99で「1」を割り込んだのは東京都だけ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024060500691&g
ということで、出生数も出生率も低下を更新し続けているとのことでした😭
不妊治療の現場に携わっている者としては、ため息ですね・・・😮💨
※合計特殊出生率とは、15~49歳の年齢別人口と出生数のデータをもとに、一人の女性が生涯に平均何人の子どもを産むかを算出した数値です。
少子化の状況を示す指標の一つにもなります。
(日本で人口を維持するために必要な出生率は2.07程度)
ここで、妊活さんに質問です!
Q:健康な男女がタイミングを合わせて、性交渉を行ったときの自然妊娠の確率はどのくらいだと思われますか?
A:1周期あたり、おおよそ20~30%と言われています。
なので、計算上は月経周期4~5回(約半年くらい)で1回妊娠する確率になりますが、
年齢や健康状態、また性交渉のタイミングのズレなどにより大きく異なります。
<年代別でみる1周期あたりの自然妊娠率>
20歳代~34歳 約20~30%
35~39歳 約18%
40~44歳 約5%
45歳以上 約1%
※参考:M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition
特に女性は35歳以上で、急激に妊娠率が下がり始めますので、
子どもが欲しいなと考えている方は、検査だけでも早めに受けることをお勧めします。
また、男性も女性ほど急激ではありませんが、加齢により精子数や運動率に影響が及びますので、
検査は二人で早めに受けることをお勧めします。
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