妊活と睡眠 ~睡眠の効果~

NaNairo💛のnurse敦子です。

本日が、ゴールデンウイーク最終日の方が多いのではないでしょうか?
そして、今頃は猛烈な“サザエさん症候群”に襲われておりませんか?💦
お休みが終わるって、チョット寂しい気分になりますよね😢

お休み中は、つい夜更かしをして、朝もいつもより遅く起床してしまう
そんな生活リズムになりがちの方も多かったのではと思い
【妊活と睡眠】をテーマに話しをしたいと思います。

さて、皆さんは普段どのくらい寝ていますか?
理想の睡眠時間は「7~8時間」と思われがちですが、医学的根拠はあまりないようです。
良い睡眠とは“日中しっかり目が覚めていて、眠気もなく意欲的に活動ができる状態”としたら
6時間で大丈夫な人もいれば、8時間以上の人もいて、個人差があると思います。
何時間眠るかよりも、質の良い睡眠をとることが重要かと思います。
⚠6時間以下の睡眠では疲労回復がされにくいので、6時間はキープされることをおススメします⚠

妊活中に限らず普段からしっかりと睡眠をとることは、体に良いことがたくさんあります!✨
トップアスリートの大谷選手⚾も睡眠をとても大事に考えていて、彼はなんと12時間に及ぶ「睡眠力」らしいです😲😲
妊活さんも「睡眠」をおろそかにして欲しくないので、まずは

<睡眠の効果について>
身体の疲労回復とストレス解消💪
睡眠には体の修復と脳の疲労回復の働きがあります。
人はぐっすり眠っている時に身体を作ったり、修復したりする働きがあり、この働きに欠かせない重要な成長ホルモンは、ぐっすりと眠っている(ノンレム睡眠)時に分泌されます。最も分泌が盛んになるゴールデンタイムは入眠後3~4時間です。
若返りのホルモンとも呼ばれる成長ホルモンは、女性ホルモンの分泌にも関与していて、睡眠をしっかりとることで、女性ホルモンの分泌も整うことになります。女性ホルモンは卵子や生理、妊娠に欠かせないホルモンです。ストレス等で乱れやすかったりするので、質の良い睡眠で整えていきましょう。
また、ノンレム睡眠には大脳を休ませ回復させる働きもあります。質の良い睡眠をしっかりとることで、身体と脳を回復させることでストレス解消にもつながります。

自律神経のバランスが整うと血流も改善
自律神経には体温や睡眠を調節する働きがあるため、自律神経が乱れると体温が下がり気味になり、冷えを招き血流が悪くなります。
なので、妊活中は自律神経を整えてあげると、子宮や卵巣に十分な血液を送ってあげることができるのです。
質の良い卵子を育てるには、卵巣内の血流を良くしておくことが大切です。
しっかり睡眠をとると、体がリラックスし自律神経を整えることができます。
しかし女性ホルモン同様、ストレスによって乱れやすいので、日中に乱れた自律神経は、質の良い睡眠で整えていきましょう。

メラトニンが卵子の質をアップ🥚
卵子の老化の原因の一つに活性酸素の過剰発生があります。
眠りのホルモンメラトニンには、活性酸素による酸化ストレスを抑制する抗酸化作用があります。
メラトニンを投与して卵子の質が改善し、妊娠率アップにつながるという臨床成績の報告もあります。
活性酸素の発生の原因は、ストレスや睡眠不足、加齢です。起床して朝の光を浴びた15~16時間後(就寝予定時間の約1~2時間前)から血中のメラトニン量が増加し、眠気を誘う働きをしています。
夜12時までに寝て、質の質の良い睡眠でメラトニンの分泌を増やして、卵子の質を改善しましょう🧡

十分な睡眠がとれると、疲れが溜まりづらく、前向きに考えたり行動したりすることにも繋がると思います。
アスリートに限らず、一般人にとっても睡眠は重要で、睡眠の質や量は体や心の健康に大きく影響します。
今夜はぐっすり眠って、明日の活力をチャージしましょう💤
次回は、質の良い睡眠をとるための対策をご紹介したいと思います。