刮痧(カッサ)とは?
2500年以上の歴史があり、かっさプレートでお肌をさすれば自然と経路の通り道を通ることができるので、中国では針を使わない鍼灸と呼ばれ、鍼灸の知識や資格を持っていなくてもできる民間療法として健康維持に用いられてきました。漢字では「刮痧」(guasha)と書き、「刮」(gua)はけずる・さするという意味、「痧」(sha)は瘀血(おけつ)という滞っている血液のことを指します。つまり刮痧はお肌をさすって滞っている血液を流す民間療法という意味になります。
1970-80年代に台湾で刮痧予防医学健康法が確立し、台湾で人気が出て日本でも知られるようになりました。
✨✨刮痧の効果✨✨
1.筋肉を緩める
プレートでの軽い圧により、筋肉の収縮と弛緩を調節して、緊張していた筋肉を緩めます。
それによって筋肉周辺にある血液循環を促進させます。
2.陰陽のバランスを整える
腸の働きが高ぶっている方には抑制させる効果、蠕動運動が弱い方には促進させる効果があります。
内臓機能を改善し、陰陽のバランスが整います。
3.気と血の調和
筋肉は筋膜、靭帯などに損傷した組織があると、痛みの信号を出します。痛みをだすことで、身体の活動を少なくし、痛みを軽減させようという、人体に自然と備わっている保護反応があります。
かっさでは痛く感じる部分を優しく擦ることで、保護反応や治癒力を高め、気と血を調和させる効果があります。
4.デトックス効果
ツボや経絡を擦って刺激することで、軽い圧がかかり、血管を拡張させ、毛細血管から血液が滲みだし、皮膚に痧(血液中の毒素)が出ます。この痧を処理するため、免疫細胞が活発に働き、体内に溜まった老廃物や毒素の排出を高めます。浄化された血液によって、治癒力が高まり、免疫力や新陳代謝が高まり、ホルモンバランスが整います。
妊活カッサでは、仙骨の循環を良くすることにより、子宮・卵巣に温かい血液を流し、女性ホルモンの分泌や良質な卵を育てることに繋がります🐣
刮痧でどうして赤くなるの?
瘀血がなければかっさ痕(痧)は現れません。つまり血液循環が低下している場所が赤くなりやいです。
痧(さ)の跡は1週間~10日で消えていきます。
好転反応について
施術を受けた後に、体がだるくなる、眠気がでてくる、体が熱く感じるなどの好転反応がみられる場合があります。
刮痧で擦ることにより、疲労していた筋肉がほぐれ、今まで滞っていたリンパや酸素の流れが良くなり、一気に毒素や老廃物が身体中を駆け巡ることで、好転反応の症状が起こると考えられます。
私が初めて刮痧を体験したのは5年くらい前で、首・肩こりがツラく、以前からヨガを継続していましたが、ヨガでは追いつかないほど肩こりがしんどく、セルフケアできる事はないかと探していたのがきっかけでした。刮痧後は、詰まりが流れたような感覚と視界が少し明るくなったように感じました。初かっさの痧(さ)はまあまあ派手にでましたが、4-5日で落ち着きました。
(注意!⚠感じ方は人それぞれなので、あくまで私の体験談です)
頑張る女性の心とカラダが、少しでも軽くなって頂けるようにサポートしたいと思っております💛